今回の更新まとめ
対象は前回(10月14日分)のあと、2026年10月15日11時30分(日本時間)までに公式サイトと公式Xで発表されたものです。
- Anthropic(新機能):Claude Codeのデスクトップアプリを刷新(今回の主役)。Claude Code 2.1.300も公開
- OpenAI(廃止):予告どおり、CodexでGPT-5.5の提供が終了
- Cursor:発表なし
- xAI(Grok)(新機能):音声AIの新モデル「Grok Voice 3.0」が登場

Anthropic:Claude Codeのデスクトップアプリが刷新
Anthropicの開発者向け公式アカウントは4時1分、Claude Codeのデスクトップアプリを、複数の作業(セッション)を並べて進めやすく作り直したと発表しました。
変わった点は4つです。1つ目に、よく使うフォルダや接続先を「環境」として保存し、1クリックで新しい作業を始められます。2つ目に、「この3つを並行して進めて」と頼むと、作業ごとに別のセッションが立ち上がり、終わったものから元の会話に結果が戻ります。元の会話が細かいやり取りで埋まりません。3つ目に、Claudeが次にやるべき作業を提案し、1クリックで別の作業として始められます。途中で浮かんだ質問は「/btw」と入力すると、本題を止めずに別の窓で聞けます。4つ目に、画面左の一覧で、どの作業が進行中で、どれがあなたの返事を待っているかが分かります。

たとえば、資料の調査、表の作成、文章の下書きを同時に頼み、返事が必要なものだけ確認する、という使い方ができます。試すには、アプリを最新版に更新して新しいセッションを始めます。
また、公式の更新履歴によると、米国時間10月14日付でClaude Code 2.1.300も公開されました。Slackで使うClaudeが、管理者が許可した場合は他社と共有しているチャンネルでも答えられるようになりました。また、承認が必要な操作の確認は、頼んだ本人にだけ届くようになりました。
OpenAI:CodexでGPT-5.5の提供が終了
OpenAIのCodexでは、9月に予告していたとおり、GPT-5.5の提供が終わりました。公式の更新履歴によると、終了は米国時間10月14日正午(日本時間15日4時)で、ChatGPTのアカウントでログインして使う場合が対象です。API(外部のプログラムから使う窓口)は影響を受けません。代わりのモデルとしてGPT-6.1 Solが案内されています。GPT-5.5を指定していた設定や、決まった時間に動かしている自動の作業は、見直しておきましょう。
Cursor:発表なし
今回の期間に、Cursorの公式な発表はありませんでした。
xAI(Grok):Grok Voice 3.0が登場
SpaceXSIは2時4分、Grok Voice 3.0を発表しました。音声をいったん文字にせず、聞いた声にそのまま声で答える「音声対話」のモデルで、電話の自動応対などに使われます。Artificial Analysisの総合評価では86.9点で1位でした(前の2.0は81.3点)。返事までの時間は1秒未満です。料金は1分0.08ドルで、2.0と同じです。

開発者向けの更新情報によると、前のGrok Voice 2.0は「非推奨」になりました。最新版を指す設定(grok-voice-latest)で使っている場合は、何もしなくても3.0に切り替わります。SpaceXSIによると、Starlinkの窓口では1日約2万件の電話を受け、約7割を人が入らずに解決しています。電話対応に人手がかかっている会社には、具体的な目安になる数字です。
まとめ
今回の主役はClaude Codeのデスクトップアプリの刷新でした。AIに1つずつ頼む使い方から、複数の作業を並べて任せ、要所だけ確認する使い方へ近づいています。次回も各社の公式情報から非エンジニア向けにお届けします。
参考リンク
- Claude Devs公式X(デスクトップアプリの刷新、2026年10月15日4:01 JST)
- Claude Code Changelog(2.1.300、2026年10月14日・米国時間)
- ChatGPT & Codex changelog(GPT-5.5 retirement in Codex、2026年10月14日・米国時間)
- Cursor Changelog
- SpaceXSI公式X(Grok Voice 3.0、2026年10月15日2:04 JST)
- SpaceXSI「Introducing Grok Voice 3.0」
- xAI Release Notes(Grok Voice 3.0/Grok Voice 2.0 deprecation)




