AIツール更新まとめ 10/28

AIツール更新まとめ 10/28 アイキャッチ

今回の更新まとめ

対象は前回(10月27日分)以降、2026年10月28日9時15分(日本時間)までに公式サイトと公式Xで発表されたものです。

  • Anthropic(不具合修正・改善):Claude Code 2.1.312で、大きな指示ファイルを誤って上書きする不具合を修正。デスクトップアプリは止めた作業が動き続ける不具合などを修正
  • OpenAI(新機能):ChatGPTがiCloudのメールとカレンダーにつながるように。Codex CLIはGPT-6.1 Terraに対応
  • xAI(新機能):Cursorのデザインモードに、画面に直接メモを残して直しを頼める「Annotate」
  • Google:発表はありませんでした
10月28日のAIツール更新まとめ(会社別の一覧)

Anthropic

Claude Code

Claude Code Changelogによると、27日付でClaude Code 2.1.312が出ました。これまでは、サブフォルダーにある非常に大きなCLAUDE.mdやルールのファイルを、Claudeが冒頭だけ読んで上書きしてしまうことがありました。今回から、書き込む前に全体を読むか、その場で一部だけ書き換えるようClaudeに求めるため、積み上げてきた指示が消えにくくなります。クラウドで動かすルーティンでは、作成や編集の画面でモデルと一緒に推論の強さも選べるようになり、定期作業の中身に合わせて調整できます。利用上限の表示は「session limit」から「5-hour limit」に呼び名が変わり、VS Codeでは「Resets at 3:10 PM」のように、また使えるようになる時刻で示されます。GitHubからの通知が遅れたときにCode Reviewが古いコミットを見直してしまう不具合も直り、プルリクエストの最新の状態が見直されます。

Claudeのデスクトップアプリ

Claude Cowork Changelogに、27日付でv4.29.0が加わりました。Coworkでは、停止ボタンを押したあともシェルのコマンドが動き続けたり、新しく始まったりする不具合が直り、止めたい作業をその場で止められます。決まった時間に動かす作業でのWebページの取得は、AutoとSkip all approvals以外のモードでは、作業の指示に書かれたURLか、検索や前の取得で見つかったURLに限られるようになりました。チャットでは、最初の返答を途中で止めると、その後のメッセージがすべて受け付けられなくなる不具合が直っています。Codeタブでは、Claude Codeが途中で止まったときに、待たせていたメッセージが消えず、送るまで残るようになりました。Windowsでフォルダーを削除すると、フォルダーの外のファイルまで消えることがある不具合も直りました。

Claude Code 2.1.312とデスクトップアプリv4.29.0の主な変更

OpenAI

ChatGPT

OpenAIは28日2時51分、ChatGPTの公式Xで、iCloudのメールとカレンダーのプラグインを公開しました。すべてのプランで、Web版、デスクトップアプリ、iOSアプリから使えます。ChatGPTに頼んでメールを探したり、受信箱の内容をまとめて確かめたり、次の予定を確認したり、カレンダーの予定を変更したりできます。iPhoneやMacでiCloudのメールと予定を使っている利用者は、メールアプリやカレンダーを開き直さずに、ChatGPTとの会話の中で用件を済ませられます。

Codex

ChatGPT & Codex changelogに、27日付でCodex CLI 0.165.0が加わりました。ChatGPT WorkとCodexで先に使えるようになったGPT-6.1 Terraが、CLIのモデル一覧にも入り、ターミナルからも同じモデルを選べます。対応するモデルでは、会話の途中で推論の強さを変える機能が標準で有効になり、新しく作るプロファイルではメモリの新方式が標準になります。ほかのエージェントのメモリを取り込めるため、別のツールで覚えさせた内容を引き継いで使い始められます。作業を止めたりPlanモードに切り替えたりしたあと、待たせていたメッセージが作業を勝手に再開してしまう不具合も直りました。

xAI

Cursor

Cursorは28日4時11分、公式Xで、デザインモードの新機能「Annotate」を発表しました。Agents Windowの中のブラウザで動かしているアプリの画面で、直したい要素や範囲、文字を指してメモを残すと、エージェントがその裏のコードを書き換えます。メモには選んだ要素の情報と画面の切り抜きが付くため、エージェントが直す場所を探しやすくなります。これまでのデザインモードでは、メモがそのままチャットに送られるだけでした。Annotateでは、メモを画面上にためてから一度に送ったり、画面の文字をその場で書き換えたり、声でメモを残したりできます。画面の大きさを変えてデザインを確かめることもできます。Cursor 3.24.18以降で、ブラウザの「Annotate」ボタンかCmd+Shift+Dで始めます。

CursorのAnnotateでできること

Google

発表はありませんでした。

まとめ

今回は任せた作業にかかわる不具合の修正と、頼み方を楽にする新機能が並びました。Claude Codeは大きな指示ファイルを守るようになり、デスクトップアプリは停止ボタンで止めた作業が動き続けなくなりました。ChatGPTはiCloudのメールと予定につながり、Codex CLIでもGPT-6.1 Terraを選べます。Cursorは画面を指してUIの修正を頼めるようになりました。


参考リンク

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